歯周病と大腸ガンと歯周統合医療との奇妙な関係

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歯医者で大腸がんがわかるとしたら、あなたはどうしますか?
全く無関係と思われる歯周病と大腸ガン。実は、切っても切れない密接な関係があるのです。

歯周統合医療は、歯周病治療と大腸ガン予防ができます。

ある対照的な2人の患者さんの実際にあったお話

その2人は、2015年間11月のほぼ同じ頃、医療法人愛和会桜川歯科医院を受信しました。

Aさんは、45歳、男性、建築士。

Bさんは、60歳、女性、専業主婦。

どちらもにも保険歯周病治療と自費の歯周統合医療を丁寧に説明しました。

Aさんは、歯周統合医療を選択し、直ぐに治療を開始しました。

Bさんは、家に帰り自費の歯周統合医療をご主人に相談しました。

次の日、Bさんのご主人から、医院へ怒りの電話がありました。

「お前のところは、保険でできる治療をわざわざ高額な治療費をとった上に、サプリメントを売りつけるなんて、とんでもない所だ。」

「そんな歯医者には行かせたくないが、妻がどうしても、お前の所で歯周病治療をしたいと言ってきかないから、しょうがないので全て保険でやってくれ。」という内容でした。

そんな経緯から、Bさんは、保険で歯周病治療を開始しました。

Aさんは、血液検査で急性炎症と慢性炎症、および出血も読みとれました。

そして、広範囲大便検査の結果、便に出血がみられたことから、胃腸科内科で内視鏡検査をしてもらいました。

その結果、初期の大腸ガンでした。

幸いリンパ節転移は、ありませんでした。

直ぐに治療を開始して、今では元気に社会復帰しています。

それから、Aさんは、深部体温を上げるために、インディバを、免疫力を正常に保つためと、がん予防を兼ねて、高濃度ビタミンC点滴を1ヶ月に1回行なっております。

Bさんは、保険歯周病治療か終了して2年後の2017年3月、リンパ節転移している大腸ガンが発見され、治療しましたが余命わずかだということです。

もし、人生に「〜したら」、「〜ならば」があったら・・・。

悔やまれるのは、もし、あの時、保険の歯周病治療選択しなかったなら・・・。

もし、最終的に、旦那さんに大切な自分の身(健康)を、任せなかったら・・・。

Aさん、Bさん、どちらにも平等に、チャンスは与えられていたのですから・・・。

残念な事です。

2人の明暗を分けたものは、いったい何でしょうか?

1)歯周病が全身疾患のはじまりであることを、くわしく説明したにもかかわらず、信用しなかった。

2)医療技術の進歩に対応した知識と技術を習得している歯科医師の存在を知らなかった。

3)口腔内の歯周病菌やカンジタ菌が、腸内環境を悪化させ、大腸ガンの原因になることを説明したにも関わらず、適切な処置を選択しなかった。

4)歯周病菌は、食事や歯磨きで20%、保険歯周病治療で90%、菌血症を発症させることを説明したが、信じなかった。

5)菌血症の恐ろしさを軽視した。

6)情報処理能力が違った。

7)決断力が違った。

8)お金の掛け方、使い方が違った。

9)歯医者は、歯しか診ていないという先入観を持っていた。

10)金儲けのためにやっているという歪んだ思い込みをしてしまった。

11)まさか自分の身に危険が降りかかってくるなんて、という危機管理能力が劣っていた。

12)自分は健康だという自信があった。

大事な事は、健康な時こそ病気に対する備えが必要だということです。

歯周病と大腸がんとの関係

歯周病は、歯周病菌の感染と生活習慣が原因で起こる病気です。

口の中では、バイオフィルムが形成され、そに中で歯周病菌は、カンジタ菌という真菌に守られて活動しています。

ですから、歯周病にかかっている人の口の中は、カンジタ菌でいっぱいです。

歯周病になっている歯肉は、炎症を起こしています。

その炎症部の歯肉から歯周病菌やカンジダ菌は、食事や歯磨きで血管の中へ入り込み、全身に送られ、口から遠く離れた臓器に悪影響を及ぼします。

このことを菌血症と呼びます。

保険で歯周病治療を行うと、90%が菌血症を起こします。

必ずと言っていいほど、菌血症を発症します。

同じように、歯周病菌やカンジタ菌は、口から唾液と一緒に食道を通過して、胃に入ります。

本来、胃酸が正常に分泌されている胃であれば、歯周病菌やカンジタ菌は胃酸で溶けてしまうのですが、現代人は、胃酸の分泌が少ないため、胃を容易に通過して、腸に到達してしまいます。

血管を通って腸に届く歯周病菌やカンジタ菌と、口の中から消化器官を直接通って腸に届く歯周病菌やカンジタ菌は、腸内環境を劣悪な状態にして行きます。

そして、この腸内環境の悪化こそが便秘をまねき、最悪な状態が大腸がんなのです。

ですから、歯周病を完全に治すことが必要です。

その方法が、医療法人愛和会桜川歯科医院オリジナルの歯周統合医療なのです。

医療法人愛和会桜川歯科医院の歯周統合医療とは

⒈未病を発見します。

⒉各種検査(血液検査、有機酸検査、広範囲大便検査など)を行います。

⒊栄養療法からの栄養指導を行います。

⒋菌血症予防のため、高濃度ビタミンC点滴を行いながら歯石を取ります。

⒌菌血症予防のため、クスリを服用して歯石取りをします。

⒍食習慣を改善し、治療効果を高めるために、サプリメントを服用します。

⒎インディバは、菌血症を予防し、免疫力を改善するための深部体温を上げる事を目的に使います。

⒏腸内環境を整えるために、美腸エイジングを行います。

これらを短期間に行います。

全身疾患の場合、局所的な症状が出てからでは、遅い場合があります。

もし、歯科で自覚症状のない全身疾患が見つかったら、健康で長生きできる確率が高くなります。

口の中は、全身疾患の前兆が現れやすい場所なのです。

あなたは、自分の身体の健康と、お金のどちらが大切ですか?