うつ病防止対策の食事/ 短命県青森の理由と歯科からの栄養学的アプローチ(その7)

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自殺率全国トップ7

太陽の光を浴びるホルモンバランスが整います。

反対にホルモンバランスが崩れるとうつ病になりやすく、

自殺する可能性も高くなります

この事は日照時間が短い事とも関連性があるようです。

青森県は、自殺率が全国トップ7で、

その傾向が顕著にあらわれています。

ホルモンバランスを整え、

自殺を防止するための最も重要なことは、

健康的な食事

精神的ストレスの軽減です。

そして普段の食事が精神に影響を及ぼします。

健康的な食事がストレスに打ち勝つ力を与えてくれるのです。

医療法人愛和会桜川歯科医院が行っている自殺防止に関する指導

健康的な食事で必ず摂取して欲しいものは、

ビタミンです。

また自殺の原因になりやすいのが、

「うつ病」です。

精神的なストレスからうつ病にかかり、

重度のうつ病に進行して自殺するようです。

この点を考えると青森県民の食事は、

不健康を作っています。

ワーストワンが多いのもうなずけます。

しかし、そこをなんとか改善する必要があります。

幸い、健康的な食事には、

精神的ストレスを緩和させたりうつ病の進行を防いだりする特有のビタミンが十分に含まれているため、

この食事パターンを取っている人達には自然とうつ病や自殺が

起こりにくくなっているのです。

そのビタミンは、

⒈ カロテン(体内ではビタミンA)

⒉ ビタミンB群(葉酸など)

⒊ ビタミンC

⒋ ビタミンE

です。

このビタミンが摂れる食事は、

やっぱり昔ながらの日本食です。

カロテン・ビタミンC・ビタミンEは、

高い抗酸化作用を持っています。

これらの抗酸化物質は、

体に有害な活性酸素を除去し細胞の酸化を防いでくれます。

この活性酸素による酸化のストレスがうつ症状を引き起こすことや、

抗酸化物質をあまり摂取しない人、

唯一人間の身体で活性酸素に立ち向かう尿酸の少ない人がうつ病になりやすいことが分かっています。

抗酸化物質は、

がんや生活習慣病の予防、

アンチエイジングだけでなく、

心の健康維持にも効果のある栄養素だったのです。

 

葉酸は、ほうれん草の葉から発見され、

ほうれん草の葉に豊富に含まれるため、

葉酸という名前になりました。

葉酸は、ビタミンの一種でかつてはビタミンB9とも呼ばれていた栄養素です。

ただし、ビタミンBは、単独で採っても効果がないのでビタミンB群として総合で摂ります。

ビタミンを効果的に摂るためには、

胃腸のケアが必要です。

なぜなら、ビタミンB群は、

腸内細菌から合成されるからです。

葉酸には主に、成長に関与する酵素のはたらきを助けたり、

赤血球を作って貧血を予防したりする役割があるほか、

神経のはたらきを正常に保って精神を安定させる効果もあります。

また、葉酸の摂取が十分だと脳内でうつ症状を引き起すモノアミンの増加を予防することができます。

葉酸の摂取量の多い人にうつ病の人が少なく、

ビタミン類の中でもうつ病予防との関連性が高い栄養素です。

このような観点から、

ラーメン特にカップラーメン、

糖質依存、

添加物などを常に食べ続けている青森県民は、

腸内細菌叢のバランスを乱し大腸がんを発症しやすい食生活を送っています。

全く健康とはかけ離れた食事をしていることになります。

健康で幸せに長生きするためには、

日頃からこれら栄養素を十分に摂取しておけば、

精神的なストレスを受けたとしても冷静に回避できるため、

病的な状態になりにくくなるわけです。

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