新しい入れ歯を入れてから、唇の横がジュクジュクして痛いのは、入れ歯のせいです。噛み合わせの高さに問題があります。噛み合わせを高くするか、作り替える必要があります。
質問です
新しい入れ歯を入れてから、唇の横がいつもあれています。赤みを帯びてジュクジュクしています。口内炎の薬を塗ってもよくなりませんし、どうしたらいいのでしょう。
入れ歯がの噛み合わせが低いので、口角炎になっています
新しい入れ歯を入れてから、唇の横がジュクジュクして痛いのは、入れ歯のせいです。噛み合わせの高さに問題があります。
口角(唇の角)の口の中の部分(粘膜)は、だ液で湿っています。
反対に顔の表面の唇の部分は、乾いていなければなりません。
噛み合わせが低いと、本来乾いていなければならない口角が常にだ液で濡れているので、炎症を起こします。
それを口角炎といいます。
このような口角炎は、入れ歯の高さを高くしてもらわないと治りません。
あるいは、もう一度、作り替える必要があります。
ただし、保険の入れ歯の場合、6ヶ月規制といって、新しく入れ歯を作ってから6ヶ月間は、全国どこの歯医者さんに行っても、新しく作り替えることはできません。
もし、新しく作った入れ歯が6ヶ月未満の場合は、作った歯医者さんに行って、入れ歯の噛み合わせ高くしてもらって下さい。
口角炎の場合は、入れ歯を今の高さより高くして作ってもらうか、今使っている入れ歯の噛み合わせを高くしてもらうだけで治ります。
原因が入れ歯にあるので、当然、口内炎の薬を塗っても治りません。
この質問で気になるのは、この口角炎が口角ヘルペスに感染している場合です。
口角ヘルペスは、ウイルス感染なので、人にうつします。
当然ですが、口内炎の薬では、治りません。
口角ヘルペスの場合は、病院の口腔外科、口腔外科専門医、皮膚科で専用治療薬をもらってください。
ただし、病院の口腔外科を受診する場合は、紹介状が必要です。
口角ヘルペスの場合でも、入れ歯は作り替える必要があります。
ビタミン不足
ビタミンB2、B6が不足しても口角炎になります。
ビタミンB2、B6は、単独で摂るのではなく、ビタミンB群で採りましょう。
食事では、レバー、肉、卵、緑黄色野菜、豆類、種実類、穀類に多く含まれています。
胃腸が悪い
胃腸の状態が悪い場合にも、口角炎になります。
特に腸内環境が悪化しています。
腸内環境を良くすることが先決です。