低体温を予防する運動方法 / 短命県青森の理由と歯科からの栄養学的アプローチ(その2) 

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短命県日本一!

がん死亡率12年連続ワーストワンの理由!

低体温の人が多い、青森県!

青森県は、夏が短く冬が長い県であり、

青森市は、全国の県庁所在地の中で一番降雪・積雪量が多い土地でもあります。

そんな悪条件にもかかわらず中高生は薄着で、

真冬の吹雪の日でも、制服だけで外出し、

顔、手脚が真っ赤でもガマンしています。

低体温を防止するには、

身体で熱を作る必要があります。

その熱を作るのは、運動と食事です。

青森県民の「低体温」の原因は、

明らかに筋肉量の低下食事内容です。

低体温はがんになる確率を高くします。

だから、青森県は、がん死亡率12年連続ワーストワンの可能性があります。

青森県のガン死亡率12年連続ワーストワンの原因は、生活習慣、特に運動不足と食事内容。

筋肉量の低下による低体温

一般に低体温の原因の9割は筋肉量の低下と考えられます。

低体温とは、体温が36.2℃以下の状態をいい、

35℃台は最もがんにかかりやすい温度だと言われています。

現代の日本人の体温は、

50年前と比べて平均0.7度位低いと言われています。

青森県民のライフスタイル

特に青森県民の場合、

そのライフスタイルが、

運動不足を招いています。

青森県民は、

とにかく歩きたがらないようです。

近くのコンビニに行く時も車を使います。

スーパーやショッピングモールなど、

広い駐車場が有り、

少し歩けばいいにもかかわらず、

他人の迷惑も考えず、

入り口に最も近い場所を確保するまで

通路に駐車して待つようです。

車の交通量が多く、

近くに信号機付きの横断歩道が有るのにもかかわらず、

平気で道路をゆっくり歩いて横断するのを良く見かけます。

階段は絶対といっていいくらい使わず、

必ずエレベーター、エスカレーターを使うようです。

家の中では、

寝そべった生活が中心と聞いています。

青森県民の日常生活は、

確実に運動量が低下しています。

運動量の低下にともなって、

筋肉量が減少します。

筋肉は人体最大の熱産生器官ですから、

筋肉が少なくなると、

体温も下がり、基礎代謝も下がります。

基礎代謝(動かなくても体内でエネルギーを消費すること)

が落ちれば、

カロリーが消費できず、内臓脂肪が増加します。

この内臓脂肪から、

20種類以上の悪玉ホルモン(アディポサイトカイン)

が分泌されます。

これらが血管に炎症をもたらし、

血栓を作りやすくします。

加えてインスリンの働きを弱め、

糖尿病、高血圧の元凶となることが解明されています。

加齢とともに基礎代謝は落ちていきますから、

筋肉量を増やすことはあらゆる病気対策に必要なのです。

筋肉量の減少以外では、

運動不足に加えて、

エアコン生活によって汗をかきにくい環境であることも

低体温の原因と考えられています。

脳の視床下部にある体温中枢を刺激する機会が失われると、

体温を調整するための発汗中枢が作動しなくなり、

低体温になります。

また、青森県民は、

人間関係や経済面の問題、

家族問題など、

ストレスが他県より複雑です。

前に述べたように、

青森市は、

全国の県庁所在地の中で一番降雪・積雪量が多い土地です。

朝から夜遅くまで、

暇をみつけては自分の家の周囲の雪かきをします。

雪捨場をめぐってご近所とのトラブルは日常茶飯事で、

ひどい人は幹線道路に捨てたり、

捨ててはいけない川などに平気に捨てるので、

警察を巻き込む騒ぎを起こしたりします。

除雪をめぐって、

ご近所との人間関係や家族間でのトラブルが絶えず、

ストレスが溜まる一方です。

このストレスによって分泌するホルモンは、

筋肉を分解します。

そして、ストレスが強ければ強い程、

ストレスを緩和するために、

筋肉を細くし、

低体温を招きます。

筋肉量の低下が低体温の最大の原因ですから、

今日からでもストレスを解消して、

筋肉量を増やす生活を習慣にして欲しいものです。

低体温の予防方法

低体温を防ぐために筋肉量を増やす

日常生活で気をつける事

正しい姿勢で歩くように心がけ、

エレベーターやエスカレーターを使わず、

階段を使うようにしましょう。

入浴はシャワーだけで済まさずに、

浴槽になるべく長い時間浸かり汗をかくようにしましょう。

その際、現代人が不足しているマグネシウムを補うために、

エプソムソルトを湯槽に適量入れて入浴し、

マグネシウムを補給しましょう。

有酸素運動を行う

自分で低体温を改善するかんたんな運動は、

有酸素運動です。

代表的な運動は、

ウォーキングです。

週に2、3回でも効果がありますから

定期的に続けてみましょう。

正しい姿勢で踵着地をしないように意識しながら歩くと

効果的です。

下半身は血行が悪くなりやすく冷えやすいので、

歩いているときも足を素早く動かして歩きましょう。

スロー&クイックウォーキングもおすすめです。

スロー&クイックウォーキングとは、

普通のウォーキングを3~5分続けた後、

少し早めのウォーキングを3~5分続け、

また普通のウォーキング、少し早めのウォーキングを

15分~30分行う事です。

これもおすすめです。

ウォーキングでの注意事項

ただし、日中の暑い時間帯や空腹時、

満腹時、

アルコールを飲んだ後のウォーキングは、

やめましょう。

夜にウォーキングをする人は、

交感神経が高まり、

不眠の原因になるので

就寝前2~3時間前までには終えるようにして下さい。

ウォーキングは手軽に始められるというメリットがありますが、

天候や気温に左右されやすいという欠点が有ります。

特に青森県の場合、

11月から3月までの冬の期間は、

雪が降るので歩きたいのに歩けないこともありますね。

そんなことが続くと、

モチベーションが下がってしまったなど、

継続することが困難になることもあります。

そんな時は、

室内でできる器具を使ってみるのも一つの方法です。

 筋力をつけるために無酸素運動も取り入れる

筋肉は熱を発生させるので、

体温を上げるには、

筋力トレーニングが必要です。

筋肉をつける運動は無酸素運動です。

筋肉をつけると聞くと

激しいトレーニングを想像しがちですが、

そうではなく、

気軽に筋力をつける、

「スロトレ」(スロートレーニング)という方法が有ります。

筋肉を緊張させた状態を維持し、

筋力アップを図るトレーニング法です。

スロトレでは、

ひとつひとつの動作をゆっくり行います。

例えば、スクワットを10秒かけて行います。

その時、呼吸にも意識し、しゃがみ込む時、息を吐き、

立ち上がる時、吸います。

この動作を5~10回繰り返しましょう。

スロトレを行ったあとは、

鍛えている部分に筋肉痛が起こりますが、

この筋肉痛がおさまる頃に

また同じトレーニングを繰り返すことで、

さらに筋力がアップします。

また、ヨガにも呼吸法があり、

リラックス効果があるので、

自律神経を整え、

低体温を防ぐことができます。

酸素を取り込み体の持久力を上げる有酸素運動と、

筋力をしっかりつけられつ無酸素運動を組み合わせることで、

体温が上がりやすく、

体温を保ちやすい体を作ることができます。

これらの運動をぜひ日常的な習慣にして、

冷え知らずの体を作りましょう。

自宅で続けることができない人は、

プロがいるジムやスポーツクラブで、

トレーナーに間違いを正してもらいながらトレーニングするのが効果的です。

運動後は、胃腸ケアをしながら、

タンパク質(プロテインでも可)を摂取しましょう。

医療法人愛和会桜川歯科医院でできる低体温改善法

低体温は、歯科にも関係あるんです。

先に述べたように、

低体温とは、体温が36.2℃以下の状態をいい、

体温が低下すればする程、免疫力も低下し、

35℃台は、最もがんにかかりやすい温度だと言われています。

体温が36.5℃より低下すると身体の機能が低下します。

そして、35.5℃以下になると代謝機能、排泄機能が低下し、

自律神経のバランスが乱れ、自律神経失調症を発症したり、

アレルギー症状が増悪します。

このような理由から、青森県民のような生活を続けていると、

腸内環境が悪化して、免疫力が低下します。

なぜなら、免疫力の70~80%が腸で作られているからです。

腸内環境が悪化すると、腸が有害物質を吸収して血液に混ぜ合わせるので、

血液が汚れます。

汚れた血液では、十分な栄養や新鮮な血液を60兆個の細胞に運べなくなるので、

新陳代謝が低下し、体温を下げるという悪循環が生じます。

汚れた血液は、歯肉に悪影響を与えるとともに、

免疫力を低下させるので、

歯周病菌が活性化して、

歯周病が悪化します。

低体温と腸内環境、免疫力、歯周病は密接な関係があるのです。

そのため、医療法人愛和会桜川歯科医院では、歯周病治療の一環として、

低体温改善するためにストレッチ、

インディバ&美腸エイジング&高濃度ビタミンC点滴を

日常臨床に取り入れています。

ストレッチ

ストレッチも代謝をアップさせ、

体温を上げる効果があるので、

ウォーキングやスロトレとあわせてストレッチをすることで、

低体温の改善するための相乗効果を狙いましょう。

インディバ&美腸エイジング&高濃度ビタミンC点滴

インディバとは、深部加温装置のことで、

身体の中の細胞分子を振動させて熱を作り出す器械です。

インディバと高濃度ビタミンC点滴をしながら、

美腸エイジングを行う事で、

ヒートショックプロテインを作り出し、免疫力を活性化させ身体を元気にします。

すなわち、高濃度ビタミンC点滴とインディバの相乗効果が

人間の治癒力を効果的にアップし、

美腸エイジングを行う事で、

自律神経のバランスがとれ、

腸内環境が整い、

低体温を改善し、

免疫力を回復させ、

歯周病治療に役立てています。

歯周病とジャンクフードの関係はこちら

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