低体温を防止する食事方法 / 短命県青森の理由と歯科からの栄養学的アプローチ(その3)

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青森県は、三方を海に一方を山に囲まれ、

海の幸、山の幸が豊富な県です。

しかも青森県は、自然が豊かで、

りんごがびっくりするほど、おいしい所です。

     

ところが青森県は、

野菜摂取量が極々少なく

炭水化物を摂取する割合がすごく多い県です。

野菜は抗酸化作用と免疫力を向上させ、

がんなどの現代病予防に効果的です。

低収入で炭水化物ばかりの生活を送る青森県民の食生活は、

やはりがんになりやすい体質を作っています。

身体の調子を整えるものはビタミンとミネラルです。

ビタミンとミネラルは、

体温を調節したり、

体内で必要な物質をつくったり、

神経の働きに関わるなど、

身体の状態を一定に保つために大事な栄養素です。

一部のビタミン以外は体内でつくることができないので、

食事からとり入れなければなりません。

加工食品とジャンクフード中心の食事が低体温をまねき、がんを導く

驚くべき事実があります。

青森県は、

「インスタントラーメン」消費量が全国ナンバーワン

なのです。

それだけでは有りません。

不思議に青森県は、脂ゴテゴテ、化学調味料がいっぱいで、塩分が濃く味覚麻痺するラーメンを提供する店が、繁盛しています。

この傾向が短命県、がん死亡率向上につながっています。

ジャンクフードの代名詞であるカップラーメン消費量全国一位!

青森県民は、積雪量、降雪量が多いので、

家にこもります。

寒いので外に出られないとの理由から、

簡単に食事できるカップラーメンを大量に箱買い、

買い置きして、毎日食べます。

青森のコンビニやスーパーに行って驚く事は、

ほとんどの人が箱買いするため、

多くの種類のカップラーメンの箱が、

店先に陳列されている事です。

残念ながら市販のインスタントラーメン(カップラーメンも含む)は、

健康に害をおよぼす添加物、

遺伝子組み換え作物、

トランス脂肪酸などが多く含まれ、

塩分も高いのです。

しかも野菜は、含まれていません。

こんな食生活では、

不健康になるのは目に見えていますが、

この食生活が心地いいので、

直そうとはせず、

どこか不調になってはじめて慌てます。

そんな県民性が災いしているように思えてなりません。

ソーセージ消費量ナンバーワン

青森県は、ソーセージ消費量全国ナンバーワンです。

市販のソーセージは、

高塩分で発色剤や発ガン性物質の原因の添加物を数多く含む食品です。

これでは、がんにかかる率が高くなります。

さらに、一般の方が発色剤不使用のオーガニックのソーセージを購入しないので、

ソーセージの消費量も短命の原因です。

青森は、りんごの生産量と消費量は全国ナンバーワン

青森県は、大自然に恵まれており、

都会では味わえない食べ物がたくさんあります。

その代表がりんごです。

「毎日一個のりんごを食べると医者を遠ざける」

“An apple a day keeps the doctor away.“


ということわざがあります。

りんごに含まれているリンゴポリフェノールは、

強い抗酸化作用があり、

老化を防いだりコレステロール値を下げたりする働きがあります。

またペクチンは腸内の善玉菌を増やして整腸作用があるのみならず、

余分な脂肪や毒素を排出してくれます。

りんごは健康維持のみならず、

美肌アンチエイジングにも効果がある果物です。

より特徴的なのは、

ファイトケミカル(ケルセチン、ポリフェノール)とカリウムの多さです。

リンゴの病気予防効果は、

このファイトケミカルの優れた抗酸化作用によるものが多く、

ケルセチンの他、

エピカテキンなどの成分も含まれます。

これらの成分は健康効果の研究が過去に何度も行われており、

注目度の高さと健康への効果がうかがえます。

また、カリウムをはじめとしたミネラル類も豊富に含まれており、

これらがファイトケミカルのはたらきを助け、

病気の予防効果を高めるのです。

その他、ビタミンも食物繊維もバランスよく含んでいます。

青森のどこのスーパーでも、

りんごが豊富に売られています。

りんごを朝食べるようにしてみてはいかがですか。

とはいうものの青森県民にとって必要なのは、

「何を食べるべきか」

ということより

「何を食べないか」

のほうがとても重要だと思います。

医療法人愛和会桜川歯科医院で行っている食習慣の改善方法

現代人は、

⒈ 食生活のバランス改善

⒉ ナトリウム摂取量の制限

⒊ 糖質制限

⒋ マグネシウムの摂取

⒌ 発酵食品の摂取

⒍ 胃腸ケア

が必要です。

医療法人愛和会桜川歯科医院では、

この1〜6ができるように指導しております。

これらを実行するには、やはり日本人の体質にあったみそ汁などの

和食中心の食生活を見直す必要があります。

自然界にない人工的で不自然なもの・・・

添加物、農薬、ホルモン剤、

そういったものは私たち人類にとって不要な確率はとても高いものです。

そんなものは、極力食べない事が大切です。

添加物やジャンクフードの代名詞であるカップラーメンは、

ほとんどが石油製品です。

そのような健康とは程遠い食べもの(食品と言えるかどうか分からないもの)を

常習的に食べることは、

健康被害のリスクを高めていることになります。

極力食べないようにしたいものです。

同様に市販のソーセージは、

高塩分で発色剤や発ガン性物質の原因の添加物を数多く含む食品です。

健康を維持するためには、

なるべくコンビニやスーパーなどで売っている、

ソーセージや加工肉食品を買わないように心がけるべきです。

胃がんの原因の一つとされるニトロソアミンという物質があります。

肉や野菜などを食べるとたんぱく質が胃で消化され、

アミンという有機化合物が生成されます。

これが野菜や果物、ハムなどに含まれる亜硝酸化合物と結合すると、

ニトロソアミンが生成されます。

このときビタミンCも一緒にとるとビタミンCがいち早く亜硝酸化合物と結合して

一酸化窒素に変え、

ニトロソアミンの合成を防いでくれます。

ビタミンCにはこの他にも

抗がん剤にも使用されるインターフェロンの生成を促進する働きもあります。

インターフェロンにより抗ウイルスたんぱく質が生成され、

ウイルスの活動を抑制します。

がん細胞にも同じように働きかけ、

細胞分裂を抑制してがん細胞の増殖を抑えます。

肉やソーセージなどを食べる時は、

一緒にビタミンCを飲んでおくと胃がん予防になります。

青森県知事が率先して減塩と出汁活(だしかつ)を訴えておりますが、

外で化学調味料いっぱいで塩分の濃いラーメンを食べて、

家でもカップラーメンを食べる食習慣を続けていれば、

当然がんや脳血管障害などになります。

困ったことに、

「日本人は発酵食品をとる機会が多いからこそ、塩分摂取が多くなりがち。」などという人がいますが、

化学調味料いっぱいの食生活を改善せずに

日本古来の発酵食品である味噌汁が塩分取り過ぎの原因にされていることは

嘆かわしい事です。

私は、野菜をいっぱい入れた具沢山の味噌汁を作り、

温野菜にして野菜を食べるようにしています。

 

それから、庭に野菜庭園を作り、

取り立て無農薬の野菜を食べています。

日ごろからなるべく

野菜や食材本来の味を楽しむ食べ方

をおすすめします。

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低体温を防止する食事方法 / 短命県青森の理由と歯科からの栄養学的アプローチ(その3)
この記事をお届けした
joydenture|青森の入れ歯指導医石川佳和の最新ニュース情報を、
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