青森県の喫煙率は、
男性一位、
女性二位です。
男女を合計すると、
北海道が全国一位、
青森が全国二位です。
青森県は喫煙率、全国ナンバー2/短命な理由と直結している喫煙率
喫煙行為は肺がんのリスクを増大させることはすでに周知の事実ですが、
それだけでは有りません。
気道や肺胞を障害することにより、
慢性的な気道の閉塞の原因となり、
呼吸器のトラブルだけでも直接的な死の原因にもなります。
また、喫煙は、
舌がん、
咽頭がん、
食道がん、
胃がん、
大腸がんなど
呼吸器だけでなく、
消化器がんの原因でもあります。
さらに、
心疾患や脳卒中など
動脈硬化などの危険性も高めます。
女性では妊娠しにくくなり、
早産や死産の原因にもなります。
しかも産まれてきた子供には、
アトピー性皮膚炎、
喘息などの疾患が多くみられ、
喫煙との因果関係が証明されています。
また、子どもの喫煙は、
低年齢化すればするほど健康への影響は大きく、
がんなどの他,呼吸器や循環器のトラブルなど日常的な急性の健康被害も顕著化するとされています。
タバコの煙には、
主流煙(自らが吸い込む煙)と
副流煙(たばこの先から出る煙)の2種類があ ります。
自ら喫煙して主流煙を吸い込むことを「能動喫煙」、
その周囲で他人の煙を吸わされることを「受動喫煙」と言います。
受動喫煙によって喫煙者の周囲の人が、がんや循環器疾患で死亡するリスクが20~30%程度高まります。
保護者は、
子供のために禁煙しましょう。
居酒屋でよく見かけるケースに、
自分の吸っているタバコを、
わざわざ隣の人の方向にタバコの先を向けて
灰皿にタバコをのせたまま放って置く、
マナーの悪い人を多く見かけます。
発がん性の高い他人の副流煙を吸って、
健康を害したい人は誰もいません。
隣の人への気遣いを忘れてはいけないと思います。
医療法人愛和会桜川歯科医院で行っている禁煙指導
娯楽の一部として簡単に吸ってしまう方も多いと思いますが、
タバコは確実に深刻な影響を体に与えます。
吸っている本人だけではなく、
周りの人間にも悪影響を及ぼします。
禁酒方法と同じで、
健康になるために禁煙しようとしても、
それは明確な理由にならないので失敗します。
しかし、タバコは、
毒物であること認識していくと、
タバコに対して幻滅感を感じて行きます。
タバコを吸うと気分が落ち着くという理由で
タバコを吸う事の正当性を説く人がいますが、
自己暗示に過ぎません。
タバコは、確実に健康被害を起こします。
健康を損なってから禁煙しても遅いのです。
禁煙すると決めたら、
「もう二度とタバコが吸えないか・・・」ではなく、
「二度とタバコを吸わなくていい」に変えてみて下さい。
喫煙を正当化する言い訳もなくなり、
禁煙に対する意識革命が起こります。
それでもダメな人は、
タバコはお金に火をつけて燃やしていることと同じだと考えてください。
お金が、煙となって消えて行くと、
発想転換したら、
なんだか虚しくなって吸いたくなくなりませんか?
この意識革命こそが、禁煙成功の鍵だと思います。
また、タバコを吸う人の血中ビタミンC濃度は確実に低くなっています。
すなわち、吸わない人よりビタミンCをかなり多く消費しています。
ビタミンCは、人の身体で合成することのできないビタミンです。
日頃から、ビタミンCをより多く摂取する必要があります。
ただし、サプリメントで摂る場合、
腸管からの摂取量が決まっているので、
一回量1000mgを2時間おきに摂るのが効果的です。
医療法人愛和会桜川歯科医院では、
高濃度ビタミンC点滴をおこなっております。
お気軽にお尋ねください。
健康な時は、健康のありがたさをつい忘れがちです。
健康な時こそ、
健康について真剣に考え、
健康を維持するためには、
何が必要で何が必要でないかを
しっかりと考え行動することが必要です。
【健康が全てでは無い、
しかし、健康を失うと全てを失う】(青木仁志)
まとめ
私たちの生活に当たり前に普及したものでも、
不要なものはそこら中にありふれています。
「当たり前」になってしまっている毎日の習慣から、
一歩踏み出して抜け出すには、
あなたの決意と継続する意志が必要です。
一見難しいことのように感じられるかもしれませんが、
ものの見方、考え方を変える事で、
以外と簡単に辞める事ができます。
調理も、食器洗いも、
めんどうくさいと思っていたらなかなか始められないけれど、
始めたら楽しくなるのと同じように、
食習慣も、案外楽しく改善できるかもしれません。