歯周病は、口の中に限定して発症し、歯が無くなるだけの病気ではありません。
全身に悪影響を及ぼし命を落とす危険な病気なのです。
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歯周病ってどんな病気なの?
歯科の病気(歯科疾患)の中で、歯を失う原因の80%は、歯周病なのです。
炭水化物(糖質)中心の食事により、カンジタ菌が増殖して腸内環境が悪化し、免疫力が減少して、歯の周りの組織が炎症を起こしやすい状態になります。
なぜなら、免疫力は、腸内で作られるからです。
そこに追い打ちをかけるように糖質を摂取する事で、カンジタ菌が活発に増殖します。
炭水化物(糖質)は、カンジタ菌のエサになるからです。
そして、そのカンジタ菌に守られた歯周病菌が増殖するとともに炎症物質を生成し、炎症を起こします。
このままでは、命に危険が及ぶので、免疫細胞が総動員されて歯周病菌と戦います。
その時、歯周病菌だけを攻撃できたらいいのですが、免疫細胞には細菌と他のものとを区別するセンサーがありませんので、歯周病菌がいる所、全部を攻撃します。
そのため炎症を増長させ、その部位に「腫れ」「痛み」「発熱」という炎症の3大徴候が出現します。
戦って死骸となった歯周病菌や免疫細胞が「膿み」となって出てきます。
その部位は、潰瘍を形成し、赤く腫れ上がった状態になり血管がむき出しになります。
その潰瘍化した部分を歯周ポケットと言います。
食事や歯磨きの際に、潰瘍化してむき出しになった歯周ポケットの血管から、歯周病菌や歯周病菌が出す炎症物質、カンジタ菌が血管内に放出され、全身に撒き散らされます。
このように歯周病は、糖質中心の食事や歯周病菌が原因で歯肉に炎症を起こし、歯を支えている歯槽骨が溶かされ、歯がグラグラに動いて最終的には歯を失う事になります。
そればかりか、全身に撒き散らされたカンジタ菌や歯周病菌、歯周病菌が出す炎症物質が原因で様々な全身の病気を引き起こして行くのです。
歯周病は、全身症状として口腔内に出現したものなので、口腔内だけを治療しても、治ることはありません。
歯医者でよく、
「歯の1本や2本なくても大丈夫だよな!」
とか、
「歯を抜いて入れ歯にしてくれ。」
という人がいますが、愚の骨頂です。
歯周病
⒈歯周病は、歯を失う最大の原因です。
⒉歯周病菌は、カンジタ菌に守られ、増殖します。
⒊免疫細胞には歯周病菌と他のものとを区別するセンサーがありませんので、歯周病菌がいる所、全部を攻撃します。
⒋歯周病菌と歯周病菌が出す炎症物質、それを攻撃する免疫細胞により、歯を支えている骨が溶かされ、歯がぐらぐらになります。
⒌歯周病菌は、潰瘍化しむき出しになった血管から全身にばら撒かれます。
⒍歯周病は、様々な全身の病気の原因です。
⒎歯周病は、全身の病気の症状として口腔内に現れた一つの症状です。
⒏歯周病は、全身症状として口腔内に出現したものなので、口腔内だけを治療しても、治ることはありません。
医療法人愛和会桜川歯科医院の歯周統合医療は、歯周病の再発が極端に少ない治療法です。
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