噛み合わせが安定し、吸いつく入れ歯と、痛くて噛めない入れ歯ができる理由(いい歯医者の選び方)

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もし、あなたやあなたのご家族の誰かが痛くなく、ぴったり吸着する入れ歯をお望みなら、きっとお役に立てるはずです。

先生!「ありがとうございます。」

「私、今(2017年)、88歳ですが、先生のおかげで、愛媛県で行われる国民体育大会に薙刀師範で行くことになったの。」

「薙刀は、入れ歯の奥歯を噛みしめた時、しっかりと安定しないと勝てない競技なんです。」

「先生から作ってもらった入れ歯、総入れ歯にも関わらず、ぴったりして自分の歯のように違和感もなく、とても快適なの。」

「今までの入れ歯は、痛くて食べ物が噛めず、安定感もないので、薙刀どころでなかったの。」

「本当に助かりました。」

 なぜ、噛み合わせが安定し吸いつく入れ歯と痛くて噛めない入れ歯ができるの?

あなたの入れ歯が痛くて満足に食事ができない状態なら、あなたの入れ歯を作った歯医者さんの技術のがそのレベルだからです。

その歯医者さんにいくら通っても、よくなりません。

同じ歯医者さんでも、入れ歯を作る技術に、天と地程の格差があるからです。

自分の寝食を惜しんで研究、研鑽する歯医者さんと、歯科大卒業レベルでゴルフや趣味のことしか考えていない歯医者さんや経営セミナーに参加してあまり技術的研鑽を積んでいない歯医者さんとの間に、差が出て当然です。

人には、はじめから能力の差があります。

その差に加えて、努力をしていない歯医者さんに痛くない入れ歯を作ることは、できません。

「それは、どうやって見破るの、その方法が分かれば苦労しないわよ。」と言う質問が帰ってきそうですね。

そんなことは簡単です。

例えば、先生に直接、「先生の趣味は何ですか?」と聞けばいいだけです。

ゴルフ好きな先生は、笑みを浮かべて、「ゴルフです。」と答えます。

そこで、いいか、悪いか、信頼できるかどうか、自分で判断するだけです。

なぜ、痛い入れ歯ができるの?

私の論文に、

AN EVALUATION OF DENTURE FUNCTION IN COMPLETE DENTURE WEARERS USING THE BITING FORCE AND PRESSURE DISTRIBUTION MEASURMENT SYSTEM;Dentistry in Japan Vol29.

があります。


入れ歯の底に圧力センサーをさゆう3個づつ取り付けた研究用入れ歯を作り、口の中に入れると同時に、筋電図から噛み合わせの力を算出するために、筋電図用電極を顔の筋肉に取り付けて、筋電図と圧力を同時に測定し噛み合わせの調整を行いました。

結果、入れ歯は噛んだ時、回転しながら沈んでいきます。

回転が大きいほど痛みが出て入れ歯が外れやすくなります。

その回転力を伝達するのが、噛み合わせの面です。

すなわち、噛み合わせの調整ができていると回転量が少なくなるので、痛みが出にくくなり外れにくくなります。

分かりやすく話すと、入れ歯が痛い時、入れ歯の痛いところを削るか、噛み合わせの面を削るのか、どちらを削るのが一番効果的なのかということです。

この研究結果から、噛み合わせの面を削るのが一番効果的で、痛みがなく外れにくい入れ歯ができます。

それに対し、噛み合わせの調整ができていないのに、入れ歯の内面を削ると痛みが取れないばかりか、外れやすい入れ歯ができるという結論が出ました。

 痛くて噛めない入れ歯の原因(歯医者さんの場合)

痛くて噛めない入れ歯を作る歯医者さんは、噛み合わせの調整が不十分であることに気付かず、入れ歯の痛いところを削るので入れ歯が顎に合わなくなって、いつまでたっても痛くて噛めない事になります。

痛くて噛めない入れ歯の原因(患者さんの場合)

痛くて噛めない入れ歯の原因は、患者さんにもある場合があります。

実際にあった事ですが、痛くて満足に食事ができないと言うので、噛み合わせの調整をしていると、「先生どこを削っているの?」「痛いのはここで、先生の削っている所ではないよ!」と言うので、私は専門医なので、もう少し我慢して私の言う通り噛んで下さい。」と言った所、「いきなり怒り出して💢、患者の俺が痛いと言っているのだから、俺の言う通りの所を削ればいいんだよ。」

と言った人がいました。

そのまま削っていると、「俺の言うことが聞けない歯医者は、ネットに書くぞ!」と脅してきました。

その人は、全て自分が正しくて、思い通りにいかない事があれば、怒り、「ネットに書くぞ!」と脅すタイプなので、全てがうまくいきません。

哀れな人です。

このように、専門家(他人)の意見を聞き入れない方も、痛い入れ歯から解放される事はありません。

吸着しない痛い入れ歯と吸着して痛くない入れ歯ができる理由

⒈ 歯医者さんの技術には、天と地程の差があります。

⒉ 私の論文の結論から、噛んだ時、噛み合わせの面を通して力が伝達して、入れ歯は回転しながら沈みます。

⒊ 噛み合わせの調整が不十分だと回転量が大きいので痛みが出ます。

⒋ 入れ歯の調整で、痛い所を削るのではなく、噛み合わせの調整ができてから、それでも痛い場合は、入れ歯の痛い所を削ります。

⒌ 先生が入れ歯専門医かどうか調べましょう。

⒍ 自分の考えや意見を言わず、専門医の先生に任せましょう。

あなたやあなたのご家族の方は、ぴったりくっついて、痛くなく何でも噛める入れ歯があっても、わざわざ危険をおかしてまで手術をしてインプラントをしますか?