飲酒量が全国平均より圧倒的に高い青森県
青森は、お酒を飲む人の割合がとても高いのです。
なんと、約半数以上の人が
毎日お酒を飲む
と答えています。
他地域より平均20%近くの増加率です。
多くの専門家は、
がんにかからないために
「お酒を飲みすぎない」
ことを推奨しています。
医療法人愛和会桜川歯科医院が行っている飲酒量の調整方法
健康になる目的で飲酒量をコントロールしようとしても、
明確な理由にならないので、
飲酒量のコントロールは、
失敗します。
しかし、酒は、毒物であることを強く認識していくと、
酒に対して幻滅感を感じて行きます。
「今まで最高の宝物だと思っていたものが、
実はただの健康を害するものだ」
と思えてくると
「もう二度と酒が飲めないのか・・・」
ではなく、
「二度と酒を飲まなくていい」
に変わります。
飲酒を正当化する言い訳もなくなり、
飲酒量のコントロールに対する意識革命が起こります。
この意識革命こそが、
飲酒量コントロールの鍵だと思います。
飲酒量コントロール方法
⒈ 飲酒が中心の食生活は、
ビタミンB1(チアミン)不足になります。
その場合、減酒し、
整腸剤とビタミンB群を摂取しましょう。
⒉ 飲み過ぎを防ぐためには、
グラスに注ぎ過ぎないようにして、
少量づつ飲むようにしましょう。
⒊ 飲み始めたら、
胃の中のアルコール濃度を低く保つように、
つまみを多く食べながら飲むようにしましょう。
食べながら飲むと、
アルコールの吸収速度が遅くなります。
⒋ 一緒にチェイサー(水)を交互に飲む
お酒と同じ量の水を飲みましょう。
お酒を飲むペースが落ちると同時に満腹感が出て、
たくさん飲めなくなります。
お酒と交互に水を飲みましょう。
⒌ なるべく空腹時に飲酒することを避ける
お酒を飲む前にタンパク質をとって、
飲みましょう。
お腹がいっぱいで、
飲酒量が減少します。
⒍ お酒を飲む前と寝る前にビタミンCを飲んでおく
肝臓の解毒作用を強化するためにビタミンCは欠かせません。
アルコールはアセトアルデヒドに分解され、
続いて酢酸になり、
最終的には二酸化炭素と水に分解されて排出されます。
アセトアルデヒドが分解されずに体内に残ってしまうと、
頭痛や吐き気などの二日酔いの症状が出てきます。
ビタミンCはアセトアルデヒドから酢酸への分解を助けます。
ビタミンCの欠乏状態が続くと、
肝臓内の薬物代謝に関わるP-250と呼ばれる酵素の量が減少し
解毒作用に影響をおよぼします。
「酒は百薬の長」
と言いますが、
身体を壊しては元も子もありません。
ほどほどに!